2011/02/08 (Tue) こども歌舞伎若葉会 あざみ野公演

先週末、あざみ野のホームで公演がありました


通常、若葉会の公演場所として、ホームの食堂をお借りします。

あざみ野はとても大きなホームでしたので、ご入居の全ての皆様にお声がけし、お越しいただくことができませんでした
それでも、歌舞伎が大好きというたくさんの高齢者の方々にお集まりいただきました

そんな中、たまたま舞台袖を通りかかり、控えている子供の姿を見ただけで、涙を流される方がいらっしゃいました。

 
聞くと「子供達が曾孫くらい。見ているだけで嬉しくて嬉しくて・・・。」
と、涙を拭きながら話してくださいました
じっと見つめながら「可愛いわね～。可愛いわね～。」と・・・。

 
一番小さな出演者、小学校入学前の子供には「何故泣いているのか」よく分からなかったようですが、小学生以上の子供達は、涙するお年寄りをみて神妙な面もちに。。。

 
公演中の観客席も、子供達の演技を見て大笑いの方もいらっしゃれば、涙する方もいらっしゃいました。



自分の好きな事をして、人に喜んでもらえるという経験は、なかなか出来ない体験です。

高齢者の皆様と過ごすことで、子供達の情操教育にも繋がります。

また、大きな舞台と違い観客の反応を身近に感じることができるため、よりいっそう芸への向上心を育みます。

高齢者福祉施設訪問は、若葉会の子供達にとって貴重な体験の場です

次回の公演は、５月上旬に神奈川県大和市へお邪魔します